レギュラー(Regular)＝標準　→Sample ボールド(Bold)＝太字　→Sample イタリック(Italic)＝斜体　→Sample Italicは、Oblique（オブリーク）ということもあります。 普通は、これだけ知っていれば充分です* 「フォントファミリー」とは、太字にしたり斜体にするなどの色々なバリエーションをつけた同じひとつの書体をまとめていう語です。 定義的には、『文字サイズおよび派生スタイルをすべて含めた同スタイルの文字と記号のセット』をいいます。 具体的には、「Times」フォントを例にとると、「Times」には、「Times(標準)」「Times Bold」「Times Italic」「Times Bold Italic」などの種類があります。 これらをひとまとめにして「Timesファミリー」と呼ぶのです。 ファミリーは、主に「ウェイト（太さ）/ワイド（長体・平体）/斜体」（場合によっては、その組み合わせ）で分類されます。 標準的なウェイトは、Regular, Medium, Plain, Normal, Book などと様々に呼ばれますが、太さ順にまとめると、以下のようになります（右に行くほど太い）。 Light→Regular→Demi→Bold→Heavy→Black もう少し詳細にすると Ultra Light→Extra Light→Light→Regular→Demi Bold→Bold→Heavy→Black→Extra Bold→Ultra Bold Italic に対して、斜体がかかっていない書体を Roman と呼ぶこともあります。 文字幅を狭くしたものが「Condensed」、広くしたものは「Extended」となります。 厳密には、Outline（袋文字）、Shaded（影つき文字）、Inline（細線入り）などの装飾書体は「ファミリー」には含まれません。 それら装飾書体を含めた呼び方は、また別に「フォントシリーズ」といいます。 ※このページの説明は、インプレス発行の「TrueTypeフォントパーフェクトコレクション」「DTPフォント入門」を参考に作成させて頂きました。